カヅヲの運命の女性(ひと)白木真理子こと『マリン』の生涯です。
少しだけ紹介します。

そして白木真理子はあくまでも仮名です。

白木真理子の事
1971年  カヅヲ1歳の秋、横浜で産声を上げる
1987年  父親の仕事の関係で渡英
 橘カヅヲと語学学校で出会う
1990年  有名国立大学文Vに合格するが、事業を失敗した両親の自殺によって休学
 その後九州の祖父母の家に預けられるも、その生活に馴染めず、一人上京する
 大学に復学するが、学費や生活費を稼ぐために、歌舞伎町の風俗店で働く
 偶然客として来ていた橘カヅヲと再会
1991年頃〜  仕事や両親の死に対するストレスから心身症となり、本郷の心療内科に通うようになる
 カヅヲとの生活を通し、一時は回復の兆しを見せた
1992年4月24日  シャワールームでリストカットをしそのまま永眠
 第一発見者は橘カヅヲ

 
 白木真理子享年20歳

『マリンの日記』

カヅヲちゃん
ごめんね
けどね
あなたの幸せと
私の幸せの間の隔たりは
きっと
否今もかも
あなたを悩ませるでしょう
カヅヲちゃんはいい奴だ
優柔不断ないい奴だ
呼んでごめんね
呼んでおいて
こんなんでごめんね
けどね
あなたじゃないと
駄目なの
服を着せてね
恥ずかしいから
現実は
諦めて断ち切ることは出来るけど
記憶は
現実を超えて人の魂に宿ることが出来る
あなたの心の中で
あたしはきっと幸せに生きていくでしょう
ありがとね
カヅヲちゃん
花を咲かせてくれて
ありがとね



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